Bitcoin.orgの翻訳プロジェクトに参加しよう

暗号資産プロジェクトの翻訳

皆さんはBitcoin.org.jaというサイトをご存知でしょうか??
暗号通貨をご存知の皆さんなら、すぐに訪問した事があるサイトだと分かるはずです。

ビットコイン-オープンソースのP2P通貨
ビットコインは革新的な支払いネットワークで、新しい種類のお金です。知っておくべきことを検索しbitcoin.orgでビットコインを始めましょう。

実はこちらのサイトはhttps://bitcoin.orgという元のサイトを、日本語を使える有志の方々が翻訳して作成してきたものなのです。現在、翻訳者は47名います。そして、何と現在の翻訳の進捗率は約12%と、サイトは完成しているように見えて殆ど完成していないのです。

??なぜだろうか??

それは、元の英語サイトにあるような開発者用のドキュメントや、専門用語集が未だ翻訳されていないためです。今でこそ色々とビットコインの事を知ることが出来るサイトや書籍はあるものの、暗号通貨界隈で最も有名な内の一つと言っても過言ではないこのサイトで、専門的な情報が無料でまとめられれば、多くの学習者や興味がある方々に有益になる事でしょう。そして、このサイトはSatoshi NakamotoとMartti Malmiが作成した、暗号通貨の歴史的に見ても大変価値のあるものです。

前置きは少し長くなりましたが、ここから翻訳者としての登録方法や翻訳の開始方法を簡単にお伝えします。

1. Transifexへの登録

Bitcoin.orgでの翻訳プロジェクトはTransifexという翻訳プラットフォームを使用して行われています。Bitcoin.orgに参加して翻訳を始めるのは非常に簡単です。以下のサイトにアクセスし、「Bitcoin.orgの翻訳に協力する」をクリック。その後、簡単なアカウント登録等を済ませるだけで終了です。

The Bitcoin.org translation project on Transifex
Translate Bitcoin.org into your own language.

なお、以下がチームのダッシュボード画面になります(登録後でないと見れないかも。)。

The Bitcoin.org translation project on Transifex
Translate Bitcoin.org into your own language.

2. 翻訳作業をしよう

1.上記のダッシュボード画面のURLからアクセスし、以下の図の通り「翻訳」をクリック

 

2.Japanese(ja)を選択し、自分が翻訳したい各リソース一覧から、任意のものを選択

 

3.「未翻訳」を選択し、直下リストから自分の翻訳したい英文を選択し翻訳作業の開始

基本的には以上の作業だけで、翻訳を開始することができます。驚くくらい簡単なので、説明をしようかも迷ったところですが、念のため。。
なお、自分が今までどれだけ翻訳をしてきたかについては、以下の図の通り「レポート」をクリックすれば、その統計内容が分かります。

3. 各翻訳者の役割

翻訳者には大きく分けて4つの役割があるため、日本語チームを基に簡潔に紹介します。

2018年11月12日時点:

1.チームリーダー:komodorpudel, khendraw, Bitcoin.org_Report_Account

チームリーダーは基本的に翻訳作業を行うことはなく、以下に紹介するコーディネーターやレビュアーの任命等、チーム運営に関わることを行います。なお、彼らは日本人ではありませんが、日本語チームの翻訳作業が活発になれば、日本人が選ばれる可能性もあるでしょう。

2.コーディネーター:miswo

コーディネーターはチームリーダーとの橋渡し役や、新規翻訳者ユーザーの募集等を行います。また、翻訳者を以下に紹介するレビュアーに昇格する等の権限もあるとのこと。基本的にはその名の通り、プロジェクトを円滑に進める役割です。

3.レビュアー:hakka, hitomiy

レビュアーは各翻訳者の投稿をチェックし、最終版とする権限を持っています。スペルミスや矛盾した翻訳を直すのはもちろんですが、各翻訳の体裁や言葉の使い方がサイトを通して揃っているかを確認するのが最も大変な作業です。なお先日、私が新レビュアーとして任命されることになりました。

4.トランスレーター:その他41人

トランスレーターはその名の通り、翻訳作業を中心に行います。現時点で41名と数は多いものの、アクティブに活動されている方は殆どいない様子です。各プロジェクトの翻訳者として登録した時に初めて設定されるのが、このトランスレーターとなるため、気軽に翻訳して行きたい方にはちょうど良いポジションです。

4. 翻訳バウンティ

翻訳バウンティは不定期ですが、直近ではPaxfulというP2Pとスポンサーシップを結んだことにより翻訳バウンティキャンペーンが開催され、2018年9月頃に50名程度の方々に対して翻訳バウンティが「ビットコイン」で支払われたようです(なお、日本人はその中にいない模様。。)。

A Big Thanks to Recent Translators

この様な機会があるのは稀かもしれませんが、他の草コイン等のICOを翻訳するのと比較して、ビットコインのサイトの翻訳は基本的には大きな影響力を持つことを考えれば、もしバウンティがあったらラッキーくらいのスタンスで臨むのが良いかもしれません。翻訳に参加していないとバウンティがあるのかどうかさえ分からないので。

5. 翻訳のモチベーション

この記事を見て少しでも翻訳に参加したいと思われる方がいたら、上記のURLからアクセスして、翻訳者登録をしてみましょう。もし、今まで翻訳をしたことがない方でも、意外とやってみるとビットコインや暗号通貨に関する周辺知識が更に増し、面白いと感じることもあると思われます。

なお、現状では日本語の翻訳者メンバーがどの程度貢献してきたかを可視化するようなものはありません。しかし、やはりあった方がモチベーションが上がる方が多いでしょうし、これについては私からも運営にアプローチして、何かしら可視化する指標等をbitcoin.org.jaに掲載してもらえたらと考えています。

みなさんがbitcoin.org.jaの翻訳に協力されることで、中長期的には日本人がビットコイン開発やその他暗号通貨開発に寄与していく可能性を増大させるものと思われます。その影響の大きさをどの程度のものとみるかは人それぞれでしょうが、Satoshi Nakamotoが創設したサイトという事も相まって、ビットコインの成長と共に更にその重要性は増していくことでしょう。

翻訳レビュアーの私も、多くの人が参加して頂けることをお待ちしています。

6. 翻訳の進捗状況について(随時更新)

6.1 2018年11月22日(メインページレビュー終了)

先日、Bitcoin.orgのメインページについては、全ての文章の確認が終わり、体裁等も基本的には整えることができました。主要な翻訳は殆ど4年前のものであったため、情報が古い部分も多くあり、今回は翻訳した甲斐が大変あったように思います

日本語チームのコーディネーターのmiswoさんにも連絡し、運営の方にも作業が終了したことを伝えて頂きましたので、近日中に最新版の翻訳がアップロードされるかと思われます。

また、Bitcoin.orgでは様々な国で翻訳がなされており、その進捗具合がランキングされていますが、私が参加する前は日本はオランダに次いで第10位でした。それが現在は何と4位になったのです!別に国別に競争しているわけでもありませんが、1位のドイツ、2位の中国、3位のインドネシア等はBitcointalkのトピック数や活用人口を見てもやはり多いと感じるため、もしかしたらこう言った部分が暗号通貨の知識面に影響を与えているのでは??と僅かにですが、思うところはあります。

終了したメインのページは一般向け、これから翻訳していく分は殆ど開発者向けと、若干難易度は上がるかもしれませんが、今後とも着実に楽しんで翻訳していければと思います。

6.2 2018年12月1日(日本語新verのリリース)

本日、日本語の新翻訳verの

ビットコイン-オープンソースのP2P通貨
ビットコインは革新的な支払いネットワークで、新しい種類のお金です。知っておくべきことを検索しbitcoin.orgでビットコインを始めましょう。

がリリースされました!
このverにはレビュアーとして8割~9割程度携わっているため中々感慨深いものです笑

主要な修正点としては以下の通りです。

  • 英語しか記載されていなかった分を和訳
  • 日本語として明らかにおかしい部分を修正
  • 表現の体裁の統一化

また、今後は以下の通り改善していければと考えています(優先順)。

  1. 今回のverのHPを一通り確認し、表現や誤字等修正すべき点があれば修正
  2. 開発者用ドキュメントが未翻訳であるため、随時着手
  3. 翻訳者数の増加

時々、BTCが貰える翻訳キャンペーン等もあるようなので、
そういうものがあれば可能な限り、このHPでも告知を行っていきます!
皆さんも今回の新バージョンの気になる点等があれば、ご意見頂ければ幸いです。

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